糖尿病は、治療薬を服用すれば完治するような病気ではありません。日常生活を省みて、運動を行う時間を設けたり脂っこい食事を控えたりといった日常生活の改善を行うことが、糖尿病を完治させるためには必要不可欠です。そのため、家族が本人に糖尿病の症状を改善するよう訴えかけたとしても、当の本人が糖尿病の治療に対して前向きにならなければ症状が改善されることはありません。
糖尿病は、治療薬を服用すれば完治するような病気ではありません。日常生活を省みて、運動を行う時間を設けたり脂っこい食事を控えたりといった日常生活の改善を行うことが、糖尿病を完治させるためには必要不可欠です。そのため、家族が本人に糖尿病の症状を改善するよう訴えかけたとしても、当の本人が糖尿病の治療に対して前向きにならなければ症状が改善されることはありません。
夫に検査を受けさせる方法
夫に糖尿病の検査を受けさせるためには、上述の彼らが検査を受けない理由を踏まえて、上手に病院に連れていく方法を考える必要があります。
以下にご紹介するふたつの方法は、ある妻たちが実際に行って夫を病院に連れていかせた方法です。
1.糖尿病の知識をつけさせる
自覚症状がないからと病院を訪れようとしない夫たちに共通していることは、糖尿病に関する知識が乏しい点です。そのため、糖尿病に関する本やテレビ番組を通して、彼らに糖尿病についての正しい知識を覚えさせることが大切です。この方法は岡山県在住の陽子さんという主婦の方が実際に試した方法であり、この方法を試す前までは糖尿病に関心の無かった夫が糖尿病の検査に前向きに応じるようになりました。なお、この方法を行う場合には、夫1人で本を読ませたりテレビを見させたりすると途中で飽きてしまうことがあるため、夫の休日などに夫婦そろって一緒に行うことが大切です。
他にも、妻が糖尿病の知識をつけて、それを夫に教えることも効果的な方法です。その際、糖尿病患者の身体的特徴や症状が夫の持つ特徴や症状に似ている場合には、積極的に指摘しましょう。例えば、夫が40歳を超えているのであれば、加齢につれて罹患率が上昇する糖尿病の特徴を指摘して夫の危機感を煽りましょう。また、「最近、足の指先が麻痺しているように感じる」と訴えたことがある夫に対しては、糖尿病の症状にも指先の痺れがあることを伝えることも効果的です。
糖尿病の恐ろしさについても、夫にしっかりと教えておきましょう。足を切断される可能性もある「神経障害」、失明する可能性が高い「網膜症」、人工透析をつけた生活を営むことになる「腎症」は、糖尿病の3大合併症といわれています。また、糖尿病に罹患すると、ガンや認知症、その他の生活習慣病にも罹患しやすくなります。これらの病気はどれも、罹患してしまえば誰かの手助け無しでは生活することができなくなる病気です。「あなたにそんな苦しみを味わって欲しくない」といった夫を想った言葉によって、夫の感情に直接訴えかけることで夫に検査を受けさせましょう。
2.交換条件を提示する
この方法は、妻が家事を担当していたり、家計を管理していたりする場合に非常に効果的な方法です。例えば、「病院で糖尿病の検査を受けてくるまでは、洗濯物を洗わない」といったように、「病院での検査」と「服の洗濯」との交換条件を提示する方法です。他にも、「病院で検査を受けてきたら、欲しがっていたデジタルカメラを買ってあげる」といったように、「病院での検査」と「夫が欲しがっている物」との交換条件を提示する方法もあります。
「違和感がないから大丈夫」と常にはぐらかす夫に対して、「病院で検査を受けて本当に異常がなかったら、欲しかったものを買ってあげる」といった、条件付きの交換条件を提示することもできます。
この方法をうまく使えば、病院嫌いの夫にも検査を受けさせることが可能です。
まとめ
夫が糖尿病に罹患したとしても初期段階では自覚症状が滅多に起こらないため、妻が病院に行くことを勧めても病院を訪れようとしない夫は少なくありません。また、病院が嫌いな夫や、運動や食事療法を行いたくない夫もいます。そんな彼らを病院に連れていくための方法としては、糖尿病についての知識をつけてもらうことと、交換条件を提示することがあげられます。
糖尿病には自覚症状がないため、病院で検査を受けなければ本当に罹患しているのか、それともしていないのかを知ることができません。また、早期に糖尿病を発見することができれば、莫大な治療費もかからずに完治させることができます。そのため、夫が糖尿病の可能性があると感じたならば、妻は諦めずに夫に病院に行くことを訴え続けることが大切です。
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