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心筋梗塞

心筋梗塞は、心臓の動脈が詰まることで起こる、突然死の原因にもなる深刻な疾患です。平成26年に心筋梗塞で亡くなった方の数は、3万9千人近くにも及びます。 今回は、心筋梗塞が起こる原因や仕組み、症状などをご紹介します。心筋梗塞について理解を深めることが、リスクを軽減するヒントになるかもしれません。

心筋梗塞とは?心筋梗塞が起こる仕組み

心臓の仕組み

上記の図は、心臓の仕組みを表しています。赤い血管は動脈、青い血管は静脈です。
図で見て分かる通り動脈は、心臓の筋肉に入り巻いて「冠」のような形状になっているので「冠伏動脈」と呼ばれています。冠伏動脈は、4mm前後や2mm〜1mm以下の細さに枝分かれしており、酸素や栄養分を運ぶ役割があります。しかし、冠伏動脈が完全に塞がることで、酸素や栄養が運ばれなくなると、心臓の筋肉が壊死して心筋梗塞が起こります。重症の場合は死に至ることもあります。
では、心筋梗塞が起こった心臓はどんな状態になるのでしょうか。下の図でご説明します。

心筋梗塞の図

上の図は、左側の冠状動脈にあるAの部分に血栓ができてしまい、それより先へ血液が流れなくなっている状態です。血液が流れないことは、心臓を動かすのに必要な酸素が栄養を送り込めない状態になり、心臓の筋肉が壊死します。上の図だと紫の部分が壊死した筋肉にあたります。壊死した部分が広がれば広がるほど、重度の心筋梗塞だということになります。

以前は心筋梗塞になった方の30%程度が1〜2週間以内に死亡していたのに対し、現在ではCCU(冠伏動脈集中治療室)が導入されたことで死亡率が12%〜30%まで減少しています。

心筋梗塞は、35歳を超えた頃から注意したい疾患で、65歳以上の方に特に多くみられます。これは、生活習慣病がみられる年齢と重なっていることから、心筋梗塞が起こる原因に生活習慣病が関っているとされています。
年齢が上がるにつれて心筋梗塞が増える原因のひとつに、「血管の老化」があげられます。弾力のあった血管は、老化が進むにつれて硬く、もろくなっていきます。そこに、肥満や高血圧などの症状が重なり、血液がドロドロだと、もろくなった血管の壁に脂肪がたまってしまいます。たまった脂肪は少しずつ厚さを増し、血管の幅が狭くなってしまいます。狭い血管では、血液も流れにくい状態になります。このような血管の状態を、「動脈硬化」といいます。動脈硬化が起こると、血管の中で血の塊ができてしまうことがあります。この血の塊を「血栓」といいます。

心臓の血管に動脈硬化が起こることでできた血栓が心臓の血管に詰まることで、心臓に栄養や酸素が行き渡らなくなり、心臓の筋肉が死んでしまう。これが心筋梗塞です。
心筋梗塞の症状の程度は、詰まった血管の場所や太さによっても異なります。

心筋梗塞が起こる原因と予防

心筋梗塞が起こる前、心臓の血管には動脈硬化が起こっています。動脈硬化が起こる原因には、糖尿病・高血圧・高脂血症・高コレステロール・肥満・喫煙などがあります。脂肪分の多い食事・アルコールの飲み過ぎ・肥満・運動不足などの生活習慣病が深く関わっているということです。例えば、高血圧の方が心筋梗塞を起こす可能性は、健康な方の3倍にも及びます。同じく、タバコを吸う方も、吸わない方の3倍、心筋梗塞になりやすいといわれています。
心筋梗塞を予防するには、上記の病気の背景にある生活習慣を改善する必要があります。肥満であれば、体重を減らすことで心臓にかかる負担が軽減します。また、急な運動や温度変化は心臓が驚くことで血管がさらに狭くなり、心筋梗塞を起こしやすくなります。特に冬場のお風呂場やトイレなど気温差が激しい場所は、心筋梗塞を起こしやすい環境です。脱衣所やトイレにはヒーターを設置したり、熱い湯船に入りすぎたりしないなど対策をし、十分気をつけましょう。

心筋梗塞の症状

心筋梗塞は、何の前触れもなく突然襲ってくるといわれています。
突然胸が苦しくなり、冷や汗や脂汗がでる、顔面蒼白、吐き気、呼吸困難などの症状が起きます。痛みは胸以外にも、首や肩、背中まで広がることもあります。胸に違和感があるときは、我慢せずに心臓血管外科(内科)を受診しましょう。強い痛みが続く場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
心筋梗塞の致死率は40%と高く、1〜2時間以内に適切な処置を行わなければ死に至ることがあります。

心筋梗塞を引き起こす動脈硬化は、生活習慣が深く関係しています。日頃から栄養バランスのとれた食事や適度な運動を心掛ければ、心筋梗塞のリスクは軽減されます。既に動脈硬化の疑いがある方は、温度変化や感情変化、興奮状態など心臓を驚かせるような行動が発作の原因となるので注意しましょう。

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