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基礎編2 糖尿病についての基礎
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糖尿病講座で前兆・症状・予防方法を紹介【流れて良くなる.com】トップ > 糖尿病の治療薬の種類は?

治療薬の種類は?

糖尿病の治療薬

病院から糖尿のお薬をもらっておられる方はかなりの数に上ると思います。でも、そのお薬一体どのような薬なのかきちんとご存知ですか?副作用は?どんな効果があるの?ちゃんと分かった上で利用することが大切ですよ。ここでは、そのことをご一緒に考えてみましょう。

まず、お医者さんからもらう糖尿病治療薬の種類には、どんなものがあるでしょうか? 次の4つのものが代表的です。

  • α−グルコシダーゼ阻害薬
  • インスリン抵抗性改善薬
  • スルフォニル尿素薬
  • ビグアナイド薬

何だか難しそうな名前が並んでますが、少しずつご説明しますね。
まず一つ目の、

α−グルコシダーゼ阻害薬
について考えてみましょう。これは、比較的軽い糖尿病の方に出される薬と言えますね。代表的なものは、「グルコバイ」「ベイスン」と言った名前の薬です。

この薬の効果や特徴はなんでしょうか?
これは食事の前に飲む薬なのですが、小腸での糖質の分解や吸収を遅らせる働きがあります。これによって、食後に急に血糖値がグンと上がるのを防ぐんです。ですからこの薬の目的は、食後の急激な血糖値の上昇を防ぎ、血糖値を良い状態に保ち、コントロールすることにあります。 しかし、勘違いしないでおきたいのは、糖分の分解や吸収を遅らせているだけで、吸収しないようにしている訳ではないんです。だから、食事を食べ過ぎると、血糖値は急激には上がりませんが、結局食べたものは、ほとんどすべて吸収されます。なので、当然食事制限も並行してすることになります。薬を飲んでいるから食事制限はしなくてもいい、という訳ではないんですよ。
副作用はどうでしょうか?
この薬の副作用には、おなかが張る、下痢、軟便、便秘、腹痛、食欲不振、嘔吐などがあると言われています。また、これはそれほどでもありませんが、肝機能への影響がわずかながらあると報告されています。ですが、基本的には、この薬によって低血糖を起こすことはないとされています。糖尿治療薬としては、ある意味かなり安全なお薬と言えるかと思います。

では次に、

インスリン抵抗性改善薬
について考えます。この場合は、インスリンが血液中にいっぱいあるのに、高血糖が続いている人に出される薬です。「アクトス」という名前の薬がそれです。

この薬の効果や特徴はなんでしょうか?
インスリン抵抗性改善薬という訳ですが、インスリン抵抗性とは一体なんでしょうか?インスリン抵抗性というのは、インスリンの効き方が悪くなっていることを言います。しかし、多くの問題はインスリンのほうにあるというよ、別のところにあります。
それはどこでしょうか?
それはインスリン受容体と呼ばれているものです。ブドウ糖が細胞内入っていき栄養となるためには、インスリンが、細胞の表面にあるインスリン受容体と結合しなければなりません。インスリンとインスリン受容体が結合して初めて、細胞が栄養をもらえ、生き生きとしてくる訳ですね。しかし、このインスリン受容体がうまく働かなかったり、インスリンをうまく受け入れられなくなることがあります。それが、インスリン抵抗性なんです。
副作用はどうでしょうか?
この薬を利用してから、大体2,000人〜5,000人に一人の割合で、肝障害を起こすと言われています。ですから、まずこの薬を出す前に、肝臓の機能検査が行なわれるんです。肝臓に異常がある場合には、この薬を利用することができないんですね。また服用しても、定期的に検査を行なって、少しでも異常があれば、服用を止めさせられます。また、この薬は利用され始めて比較的間もないので、他の副作用に関しても分かっていないことが多いようです。

ではさらに、

スルフォニル尿素薬
についてです。この種類のお薬は、たくさんのメーカーから商品が出されています。たとえば「オイグルコン」、「ダイアグリコ」、「アマリール」といった商品名の物が比較的よく使われています。

この薬の効果や特徴はなんでしょうか?
基本的にこの薬の特徴は、すい臓を刺激して、インスリンの分泌を促すことにあると言われています。インスリンの分泌を促進させて、血糖値を下げようとしている訳なんです。インスリンの出が悪いタイプの人は、この薬によってインスリンの出が良くなり、血糖値を下げることができる場合があります。でも、この薬は、すい臓にインスリンを分泌する能力がまだ残っている人にしか、効果はないとされているんですね。
副作用はどうでしょうか?
この薬の欠点は、おなかが非常にすくということです。えっ?おなかがすくんですか?そうなんです。ですから、食事制限を頑張ろうと思っても、結構難しいようなんですね。なので、ありがちなパターンとしては、薬によって血糖値が下がっても、副作用でおなかがすくので、大食いしてしまって、また血糖値が上がる。これを繰り返してしまうパターンが結構あります。そして、段々と薬が効かなくなってくる、ということになってしまいます。
他にも、低血糖という副作用が起きる可能性もあります。血糖値が一時的に下がりすぎるために、立ちくらみや、ふらつき冷や汗、などの症状が現れる場合があります。

では最後に

ビグアナイド薬
についてです。これは、最近ではあまり使われなくなった薬なんですが、「メルビン」、「グリコラン」、「ジベトス」、といった商品名で使われています。

この薬の効果や特徴はなんでしょうか?
主な作用は、食欲を低下させ、ブドウ糖の吸収を妨げるといったものです。血糖値を下げる作用はそれほど強くはありません。食欲を下げる働きがあるので、肥満の方に使われる場合が多いと言えます。
副作用はどうでしょうか?
実はこの薬は、危険な副作用があるとされたため、しばらく前にあまり使われなくなったことがありました。その危険な副作用とは、「乳酸アシドーシス」というものです。乳酸アシドーシスというのは、血液中に乳酸が異常に増えてしまい、血液が酸性になってしまうことを言います。そうなると、筋肉のケイレン、筋肉痛、ひどい脱力感、嘔吐などが起きてきて、数時間の内に昏睡状態になり、死亡率は50%とも言われている、大変危険な状態になるんです。
これは本当に怖い副作用ですね。
でも、この薬が合うという方もおられるので、そういう方にはお医者さんは出しているようですね。近年あまり使われていなかったようですが、最近見直されてきているようです。

以上が、糖尿病の薬物療法、治療薬として病院から出される基本的なお薬の特徴や副作用などです。お薬を服用する上で気をつけなければならないことがあります。それは、薬には必ず副作用があるということです。薬の説明をしっかり受けて、どんな副作用があり、どんな危険があるのか、またどのような効果があるのか、薬の知識をしっかりと取り入れるようにしましょう。

お医者さんには、そのことを説明する義務があります。そして私たちにはそのことを聞く権利があります。自分の体に対して、今どんな治療が行なわれているのか、そのために、自分の体がどうなっているのか、これからどうなっていくのか、それをしっかり理解把握しましょう。

確かに病院によって対応はまちまちです。親切に教えてくれないところもあるでしょう。しつこく聞きにくいことだってありますが、自分の体は自分で守る、の意識を徹底したいものですね。大切な自分の体に何を取り入れるか、しっかり確認いたしましょう。糖尿と闘う上で、どんな薬を用いるか、あるいは用いないかは、とっても重要なことだからです。

さて今、糖尿病治療のお薬について色々と考えてきましたが、でも実はかなりの方がこのような疑問を感じておられます。

  • お薬を服用してもあまり改善しないのはなぜ?
  • どんどん薬の種類や量が増えるんだけど?
  • 薬を止めたらまたひどくなるのかな?
  • 一生副作用のある薬を飲み続けるんですか?

確かにこういったことを疑問に感じ、また不安に感じますよね。食事の管理を徹底していても、運動を頑張っていても、お医者さんの言うとおりにやっていても、一向に改善しない方がおられます。もしかしたらあなたが、そのお一人かもしれません。別にさぼっている訳ではないんです。隠れて甘い物を食べている訳でもないんです。頑張っていても駄目なんです。

どうして?

本当に泣きたくなりますよね。
結論から言うと、糖尿病の改善は血糖値のコントロールでは限界があるからなんです。病院からだされるお薬はどれも、基本的に血糖値をコントロールするものなんです。えっ、どういう意味?血糖値をコントロールして正常に保つことが大事だと医者は言っていますけど……。

血糖値を正常に保つのは大事です。でも、それだけでは駄目なんです。なぜならそれは……。その点については、下記の糖尿病発症の本当の原因や今の治療法の限界について説明している部分からお勉強してください。

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